
🗺️ はじめに
前回の記事では、AWS上のサーバー(EC2)にJavaエンジンを搬入し、アプリを動かすための土台を整えました。
📝 前回の記事はこちら 👇
今回は
を行っていきます。
いつも通り、PCの黒い画面(ターミナルやPowerShell)からEC2サーバーへSSH接続(潜入)した状態からスタートしていきましょう。
📦 MySQLの仕入れと搬入(インストール)
ステップ1:MySQLの「仕入れ先」を登録する
最新のAmazon Linux 2023には、デフォルトの棚にMySQLが置かれていません。
そのため、まずは「ここにMySQLの正規品が置いてあるよ」という公式の仕入れ先(リポジトリ)を登録します。
以下のコマンドをコピーしてターミナルに貼り付け、Enterを押してください。
ステップ2:MySQLをインストールする
仕入れ先の登録ができたら、いよいよMySQL本体をダウンロードしてインストールします。
🚨 もし「Error: GPG check FAILED」と出たら?
文字が流れてインストールが完了する……と思いきや、ここで「Error: GPG check FAILED」が表示される方が多いかもしれません。

です。
Linuxの世界では、怪しい偽物のウイルスソフトを勝手にインストールしないよう、
が働いています。
ただ、MySQLの公式側が「新しい本物の証明書の鍵」を配布しているのですが、今回ステップ1で登録した仕入れ先情報の中に、古い証明書の情報が少し混ざってしまっていたため、
と超生真面目にブロックしてしまったのが原因です🛡️
今回は、間違いなく公式URLから仕入れていることが100%分かっているため、以下の「オプション(--nogpgcheck)」をつけて、GPGチェック(サイン確認)をパスして強制搬入しましょう。
文字がズラズラッと流れて、一番最後に Complete! と表示されれば成功です。

🔌 MySQLの電源ONと自動化
段ボールから出したばかりのMySQLは、まだ電源が切れています。
以下の2つのコマンドを順番に打って、MySQLを起動させ、
という予約をします。
sudo systemctl start mysqld
# 2. サーバー起動時に自動でONになるよう予約する
sudo systemctl enable mysqld
🕵️♂️ 初期パスワードの確認
MySQLは起動した瞬間、安全のために「仮の初期パスワード」を自動生成して、ログファイルにこっそり書き込みます。
以下のコマンドを使って、初期パスワードを確認しましょう。
コマンドを打つと、画面に root@localhost: ×××× という形で、暗号のような文字列が表示されます。
このコロンの右側が初期パスワードです。
この部分をコピーしておいてください。
🛡️ 鍵の変更とセキュリティ設定
仮のパスワードのままだと危険なので、本番用のパスワードに変更し、不要なテスト設定を削除します。
以下の設定コマンドを打ちます。
コマンドを打つと、英語でいくつか質問されます。
以下の手順で進めてください。
👉 さっきコピーした初期パスワードを貼り付けてEnterを押します。
(※セキュリティ上、文字を打っても画面には何も表示されませんが、裏でちゃんと入力されています)
🔹VALIDATE PASSWORD COMPONENT... (パスワード強度チェック機能を有効にするか?)
👉 個人開発環境なので複雑なルールに縛られないよう、N を入力してEnter。
🔹New password:
👉 あなたがこれから使う、新しい強力なパスワードを入力してEnter。
🔹Re-enter new password:
👉 もう一度同じパスワードを入力してEnter。
🤔 Change the password for root ? の謎
ここで、
と不思議に思うメッセージが出ます。

実はこれ、MySQLが裏側で
と自動審査を行い、
と最終確認のハンコを求めている状態です。
迷わず y(または Y)を入力してEnterを押してください。
この後は、セキュリティを高めるための質問が続きます。
すべて y ➔ Enter で一気に駆け抜けましょう。
🔹Disallow root login remotely?(外部からの直接接続を禁止する?) ➔ y
(※今回はEC2の中からしか触らないので安全のためにYesにします)
🔹Remove test database?(テスト用DBを消す?) ➔ y
🔹Reload privilege tables now?(設定を今すぐ反映する?) ➔ y
最後に All done! と表示されれば、MySQLの設置と鍵の付け替えは完了です。

✍️ おわりに
これで、あなたのEC2サーバーには
という、Webアプリを動かすための2大巨頭が揃いました。
次回は、手元のPCからアプリの「ソースコード」をこのサーバーに持ち込み、組み立て(ビルド)を行って、24時間営業のお店としてオープンさせます。
デプロイ完了まであと少しです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇♂️